Do as infinity

男女の2人グループ、Do as infinity。伴ちゃんのボーカルはクセも適度に、とても聴き易いものとなっていて、大体の人が好感を持てることだろう。曲もなかなか多彩で、「陽のあたる坂道」「柊」など、年間100位にランクインする曲も放出。

曲名 売上万枚 レビュー
Oasis 7.7
Yesterday&Today 15.6
We are. 3.7
Desire 14.5
遠くまで 8.9 初聴時に体中に電撃が走った曲。AメロからBメロへのつなぎ、そしてBメロからサビへのつなぎが、完全に僕のツボにハマった。程よくある疾走感もたまらない。 
というわけで友達に薦める曲でもあるのだが、大体の人は「え〜、別に普通の曲じゃん」と言うんだなぁ。そういうものかな....
Week! 7.2 これ以上無いくらいポップな曲。 AメロBメロはよしとしても、サビがつまらん。
深い森 17.3 一応一番売れている曲。しかし年間順位では、後の「陽のあたる坂道」「柊」のがずっと高い。 しっくりこないんだがなぁ、個人的には。
冒険者たち 8.7 独特の疾走感が爆発しており、間違いなく次のアルバムの大ヒットに貢献した曲。ラストのサビのベース(?)がいい仕事してるな。
DEEP FOREST 60.9 78 Do asの極意は、バラードにでもなくポップにでもなく、後のunder the sunのようなジャズっぽい曲にこそあると思う(個人的には)。何故ならこんな曲を歌いこなせるのは、伴ちゃんぐらいのものだから。
そういった曲も2曲ほどあり、他のアルバム曲も及第点なこのアルバムは、充分「良作」と言えるだろう。
 やはり「遠くまで」が最高です。
陽のあたる坂道 12.6 8+ 現時点での最高傑作か。ほのぼのとしつつ、前向きで格好よい曲と詩に惚れる。伴ちゃんのボーカルにも、改めて上手いと思わされた。
そういえば、ドラマ「初体験」のテーマソングだったが、今思うと歌詞なんてそのまんまじゃんか・・・(^^;)
under the sun 6.4 ジャズがかっているというか、ギターのカッティングが絶妙で、文句なしのカッコよさを誇る曲。やはりこのアーティストはあなどれないな...
真実の詩 7.0 Do asのメロディは、「Desire」「深い森」といった暗めのものと、「遠くまで」「陽のあたる坂道」といった明るいものの2種類に分かれるが、俺はどうも前者が苦手らしい。イントロの楽器はどこの国のものなのだろう。。
魔法の言葉
〜Would you marry me?〜
6.5 どうってことない曲だが、この階段っぽい面白いメロディ進行は、Do asの曲にしか無いのかも。
本日ハ晴天ナリ 4.9 ひたすらポップで聴きやすい。
14.9 このAメロは、まさに彼女のボーカルにぴったり。かなりの渾身のバラードといった印象を受けるが、結局この曲でも更なるブレイクまでにはは辿り着かなかった。
彼女らのドラマタイアップの曲が必ずヒットするのは、やはりしっくりドラマに合っているからなんだろうな。
楽園 ? え〜、売上の情報を入手していたサイトさんの行方が分からなくなり、累計売上は分かりません。
サビはそれ程キャッチーということも無いが、かなりロックしていて気持ちよい曲。
For the future ? ややパンキッシュな疾走感が気持ちよい曲。
というわけで03年以降は、もはやなんかあえて書くことも無いほど、安定して「そこそこ」な曲を作り続けてくれるこのアーティスト。ひねくれ桃太郎な僕としては、いつもそんなアーティストには「頑張ってもう一皮剥けないものか・・・」、などと文句の一つでもつけたくなるものだが、不思議と彼女らの場合、むしろこのままで良いような気すらしてくる。 この聴き易い雰囲気を下手に壊して欲しくない、というのかな。
思えば、aikoやELTのファンの心理もそんなものなのだろうなぁ。
総評 これ程マンネリ化にもならず、安定したクオリティの曲を出し続けているアーティストも珍しい。音楽不況の中で、まだまだ売上も落ちていない。今後、更なる前進が期待される数少ないアーティストといえるだろう。

上の4曲も、そのうち更新すると思います。現時点ではまだあまり聴いていないもので・・・・